☆ 創 論 ☆
〇社会について
~1 社会の形成~


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 社会とは、何か。

 社会とは、個人の集まりである。

 人間が一人だけ、ある個人が一人しか存在しないのならば、そこに社会は存在しない。
 地球上に、人間が一人しか存在しないのなら、そこに社会は存在しない。
 人間が複数存在することによって、社会は形成される。

 複数の人間の存在。

 この複数の人間が存在するという条件が、社会の考察の最重要事項である。
 複数の人間が存在するから、社会が形成され、社会の様々な課題が生じてくるのである。

 人間が複数存在する。だが、それが、互いに相手の存在を認識できないような距離を取っていたら、相手の存在に気付かずにいることがありうる。複数の存在を認識できなければ、複数ではないという認識が成り立つ。すると、社会は形成されているとは言えない。
 社会が形成されるためには、人間が複数存在するだけでは足りず、お互いに他の存在を認識するのでなければならない。

 複数の存在と、相互の認識が、社会の形成の条件である。

 複数の人間の存在と、相互の認識。

 相互の認識があっても、意思の交換ができなければ、そこにどのようなことが起きるか。
 あるいは、闘争、あるいは、協力。
 意思の交換とは、考えや感情をお互いに伝え合うということである。つまり、言語の誕生であり、言語の必要性があるということ。
 社会の形成には、意思を通じ合う言語が必要なのだ。
 意思を通じ合う言語が存在しなければ、社会は極めて脆弱なもの、極めて緩やかなものとしてしか、形成されないだろう。

 ということは、高度に発達した社会、機能性の高い社会、優れて幸福な社会の形成には、優れた言語能力が必要であることを意味している。

 言語教育は、極めて重要だということである。





☆ 創 論 ☆


人間について


社会について


断 章


随 想



~人間について~

1 新 思 想



2 新しい思考の展開



3 人間の基本の考察


3-1 人権とは何か


3-2 少年性と少女性




~社会について~

1.社会の形成

2.経済社会の誕生

3.通貨の誕生


© Makino Takaaki